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冬に南国フルーツを収穫できるのか!?

◉本日の隠しアイビースタンプ4つ

★マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!

熱帯植物でもあるパッションフルーツ。トケイソウという和名で、人口受粉によって結実する果物です。生産農家さんが少ないためか、あるいは量産できないからか、購入しようとすると高価。

子ども達の要望で毎年育てていますが、噂通り人口受粉の成功率が低く、2022年は1つも収穫できずに終えました。

花は午前中に咲き、午後にはしぼみ始めてしまう1日花のため、仕事をしている世代では受粉タイミングを逃しがち。1日家にいてガーデニングをたしなむくらい落ち着いてなければ、なかなか面倒見れません。

夏の終わりに「今年はできなかったねー。」と子どもに話したら、小学2年生の次男はあからさまにガッカリしてました。頑張ったんだけど、なんかすんません(^^;)

遅咲きしたパッションフルーツの花。★

秋には葉を少なくするために切り戻して、冬越しに備えて室内に取り込みます。寒くなると家中に避難してくる植物があるので、秋前から整頓。何をどこに置いて冬越しさせるのか考えながら、室内の片付けが始まりました。

そんな時、パッションフルーツの花が咲いていたのです!時期は秋始めで夜は何か羽織らないと肌寒い頃。

パッションフルーツは結実から食べられる頃合いまで約2〜3ヶ月。この花を人口受粉したところで、真冬に結実する体力はあるのだろうか?いやぁ〜さすがに厳しいよなぁー(^^;)

背中に殺気を感じる!★

すると背筋に殺気を感じます。振り返ると、次男からの「もちろん作るよな?」という脅迫と、スナイパーライフル。ひぃーーー!つつつ作ります((((;゚Д゚)))))))

実際は「パッションフルーツできるかなぁ!?」という無邪気に喜ぶ次男の姿に、「受粉しない」という選択肢が選べなかっただけ。笑

冬越しには体力がいるはずなので、できることなら体力を消耗する結実は避けたかったのですが、次男の麗しい目を見てしまっては、やらざるを得ません(^^;)

しょうがねぇやるか!どうせ結実しないだろうしʅ(◞‿◟)ʃ

結実しちゃったーーーーー∑(゚Д゚)

春も初夏も失敗したパッションフルーツが結実。まさかの秋口に成功って。えぇーーー、今ですかーーー!なんで難易度最大のこの時期に!?

しかし実がついてしまったのなら、これを死守するのみ。乗り気じゃなかった私も、こうなれば「本気で冬の収穫」を目指します。

寒さによるダメージを減らして、なるべく体力を温存してもらうために、パッションフルーツだけ普段より早めに室内へ。2階の窓辺が日当たり良好かつ、邪魔にならないため、そこにスペースを確保。

ストーブが置いてあるトレーニングルームに安置しました。ここが2階で一番暖かいエリアなんです(^^)寒さ対策としては悪くないはず!

天敵は寒さだけじゃない。★

にこ会長は見向きもしないけど、ぎん専務は葉っぱに猫パンチ食らわして「ぎん!焼くぞ!」と叱られてばかり。いい感じのサイズ感になってきて、美味しそうに仕上がってるので、最近の我が家では「ぎん焼いちゃうぞネタ」が流行ってます。笑

昼間は窓を開放し、夕方に閉めるまでずっと空気の入れ替え状態ですが、その頃にはかなり冷えてる室内。ところがパッションフルーツは11月から慣らしていたおかげか、1月の寒い夕方も耐えています。

夕方以降にストーブで暖かくなるから平気なのかな?昼間でも10度には到達しませんし、寒い日は3度くらいにしか上昇しません。それでも南国植物が平気なんて、屋内管理ってすごい!

水やりはシワができたら。

水やりは「シワシワになり始めたら」というくらいシビアにやってました。この時期、根腐れさせてしまう確率が高いから、安全策として「シワで判断」することにしたのです。

おかげで根腐れはしてませんが、1つはシワシワが戻らずに腐り始めたため、早々に切り落としました。写真の個体がこの後腐ってしまった実。ここまで脱水しないように調整してあげてください(^^;)

この一歩手前くらいが理想だけど、ここまでシワシワになっても水やりで元通りになります。スパルタなので、もちろん苗には良くはないけど。だから1つダメにしちゃったんだけど。

元々は水が大好き!

本来は水が好きな植物なんですが、この時期って本当に厳しく水を断たないと危険なんですよね(^^;) 土が乾いて数日経ったからと水やりしたら根腐れなんて植物、いくつあったか数え切れません。

他にも「葉っぱが1〜2枚落ちたりカラカラになっている」のを確認してから水やり。枯らさないためのスパルタな水やり。モサモサだった葉っぱが、春までに寂しい感じになるけど、生き残らせるほうが重要だから仕方ないm(__)m

1月に色付き始める。

キタキターーー!やっと紫色に色付き始めたのが1月。外の気温は夜に氷点下4度くらいまで落ちるし、昼間も3度程度。それなのにパッションフルーツが色付くという面白い状況(^^)

植物オタクのオッサン独りでテンション上がってました!いや、もう1人の小っちゃい植物男子(小2の次男)もパッションフルーツの色変わりに気付いて「もうすぐ食べられるかな!?」とルンルン♪笑

今更失敗できねぇーー。なんとしても収穫まで守りきんなきゃ(^^;)

それにしても美味しくなさそうな色…これ大丈夫なのかな?って感じに見えるのは私だけでしょうか?笑

2月28日、落下。

パッションフルーツの収穫は自然落下が目安。落下後、常温で1〜2週間放置すると熟して食べ頃になります。落下した実を見つけた時の次男の喜びようは、自然とこちらが笑顔になっちゃうほど(^^)もはやプレッシャーにも感じます。笑

これ、このままちゃんと熟してくれるだろうか?寒い時期に収穫したやつってどうなんだろう?頼むからこのままちゃんと熟して!

シワシワになってきたぜぃ!

ちゃんとシワシワになってきて、甘いパッションフルーツの香りも漂い始めたのは、収穫から2週間以上経過した頃。

本来の収穫期である夏だと5〜7日で熟して食べ頃になります。しかし冬ということもあって予想通り熟すのは遅め。

ちゃんと甘い香りを感じるようになったのは収穫20日後くらいでした。もう食べられるんだろうけど、バニラアイスを買ってきてからだなー(^^)

ちなみに次男は毎日毎日、花粉症の鼻詰まりのまま香りを嗅いで、チェックを怠らず(^^)楽しみで仕方ないんだね。そしてその頃

3月20日、もう1つ落下。

3月20日の夜、もう1つのパッションフルーツが落下していました。朝に確認した時はちゃんとぶら下がってたので、落ちたてほやほや♪笑

例年より早めに暖かくなっている気温で、昼は20度前後、夜は5度前後という感じ。これくらいになってくれば、室内での収穫もわからなくないですねー。

3月27日、念願の実食!★

次男は早く食べたくて「なんでまだバニラアイス買ってないの!?」とイライラしてました(^^;) 苛立つほど楽しみかい。笑

そして念願の日。遠足や遊園地の前日って、子どもはテンションぶっ壊れてケガしたりしますよね?あんな感じのテンションで、一生懸命パッションフルーツを切ってました(^^)

無事にカットしたら、満足気に、そしてケチりまくってアイスが溶け始めちゃうくらい大事に実食。嬉しそうで良かった良かった。

パッションフルーツって、見た目はグロテスクだし、種はプチプチ邪魔するけど、やっぱり美味しい。他では味わえないフルーティーなテイストが大好きです。

というわけで、真冬の生育と収穫、大成功(^^)

 

 

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次回更新日:4月21日

 

 

 

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