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探偵のカメラ 第3弾

◉本日の隠しアイビースタンプ5つ

★マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!

第2弾に続き、今回もまた小型カメラに関するお話。一般的には「小型カメラそのもの」にフォーカスしがちだけど、目立たないために大切なのはサイズだけではありません。

小型だから見つからないのか?と聞かれたらそうではありません。扱う人のアイデアや使い方によるのは確かです。また不適切な場面で無駄にリスクを負うのも好ましくありません。

今回はカメラの紹介というより、簡易的ではありますが「扱い方」にフォーカスした内容。悪用厳禁で探偵の技を初心者向けに紹介します。

キューブ型小型カメラ。

このカメラは4cm × 4cm ×4cmという小さなサイズ。しかしSDカード保存はもちろん、やはり証拠能力の信憑性には欠かせない日時記録機能も搭載。真っ暗でなければ夜間の撮影も可能です。

小型カメラがあると、つい無駄に使いたがる調査員も少なくありません。しかしこれを使う場面、使う時のカモフラージュ方法など、扱い方を間違えないことが何より重要。

例えば「いつも合流するエリア」を狙う。

いつも浮気相手と待ち合わせている場所で「合流する瞬間」を撮影したい。そんなようなシチュエーションはたくさんあります。

やましい気持ちがあってか、こそこそ合流する対象者も少なくないため「その場所に人がいない」という環境作りが重要な場面も。人がいたら合流しない、誰もいなくなるまで待つなんて対象者人もいるので。

どこにカメラがあるでしょうか?

だからこそ探偵の姿があれば、その顔や容姿を記憶されてしまうリスクも高く、遠目からしか見張れないこともあるのです。

でも合流する瞬間は狙いたい。だから遠目で確認しつつ探偵は身を隠し、小型カメラで合流の一部始終を撮影したい。そんなシチュエーションを再現して、カメラを仕込んでいます。見つけられましたか?

自販機にくっついてます。★

答えはこちらでした。自動販売機の足元に、小型カメラを貼り付けて撮影しています。普通、自販機の下なんて目がいきませんから、警戒している人物だとしても見つからないでしょう。

地面側ではなく、自販機側に貼り付けるのは「常識に反している」から。人は無意識に重力を意識しているため、なにか置いてあることに対しては敏感です。

だから同じ場所だとしても、地面側に置いてしまうと見つかりやすくなりリスク増大。しかし重力に反して自販機側にくっついていると気付きにくいんですねー。

ローカルな駅ですねぇー。

古臭いいや、味のあるレトロな雰囲気が素敵な行田市駅。もちろん駅でなくても良いのですが「ここを通る」と判明しているけど姿をさらしたくない時。

その通過点にカメラを仕掛けておけば「誰もいない」と油断して、イチャイチャしながら通る対象者達を撮影することも可能です。

この写真もまたカメラ設置済み。どこに仕掛けられているかわかりますか?撮影者側から歩いてくることを想定しているので、もうすでにレンズはこちらを捉えている状況!

さらに寄ってみましょう。

ヒントは「何もない場所には置かない」ということ。物を隠す時、何もない所に置いたりしませんよね?そんなことしたら一目でバレてしまいます。

もう1つのヒントは「影になる所」です。明かりの差す所には隠さないでしょ?何かある所にしか隠さないし、何かと同化させるためにも、影になる位置はわかりにくい。

その場所ならではの「ここは見ないな」という所を見つけ出してください。目につきにくい所は良い隠し場所ですよ(^^)

文字も読めないから読もうとしない。★

ローカルならではで「なんて書いてあるかもわからない」から、これを読もうとしませんよね?これに近寄る人はいないんです。影になっていて、柱などと同化してしまっているので近寄っても気付かない可能性大!

ちなみに「目線より上」というのも、人に見つからないポイント。警察のガサ入れで隠しものを探す場合、まず高い所から探していくのもその習性を突いているからですね!

バスの乗り降りを撮影したい時など。

バス停にいるのにバスには乗らない。人を待っていたわりに、誰とも合流しない。そんなやつ、怪しすぎるでしょ!

だからポツンとバス停があって、周りにはあまり人が立てないような場面で探偵は困っちゃう〜(˘з˘)どうやって乗り降りを撮影すれば良いのでしょう?

答えは簡単。無人を装えば良いんです!小型カメラの記事なんだから当たり前ですね(^^;)

小型カメラの使用は最低限。

もちろん人の手で撮影できるのなら、そちらのほうが確実。小型は「使わなくても大丈夫なら使わない」のが理想なんです。

だって探偵自身がカメラから離れちゃうから、万が一にでも誰かに見つかればトラブルの元になります。

通報されたり、持ち去られたり、破壊されたり、騒ぎになったり。あー、もう嫌なことしか起きません!

カメラ内のデータに対象者が写ってたら、それは個人情報となりますから、その意味でも他人の手に渡るのはマズイ

探偵は対象者以外の目も気をつけなきゃいけないのです。カメラ持ち去り少なくないトラブルなので、アイビー探偵ではこれを防ぐために置きカメラはなるべくしません。

一体化させるのは最強!★

見つからないように設置してるから当然ですが、このようにパイプと一体化させてしまえば素晴らしい迷彩効果。もはやパイプのパーツにしか見えないでしょ?これを通りがかりに見つけられる人物なんてそうそういません。

このように「その場の色味と合わせる」のもかなり大切なポイント。背景や隣接部と同じ色に合わせるのは、かなりの迷彩効果を生み出します。

こういうのでもアリ。★

他の位置でもパイプと同化させて撮影してみました。ここにあるだろうという目線なら見つけられるけど、普通に歩いている時にこんなところは見ません。

このように色味1つで「カメラむき出しなのに気付かない」なんてことが起きてしまうのです。

置く場所、色味、この2つが鍵となってきますから、あとはアイデア次第。屋内なら隠せる場所が限られてくるから、見つかりやすいけど、屋外となると範囲が広すぎて見つけるのかなり難しいですね(^_^;)

この中にもカメラあり!

対象者の中には警戒しながら浮気相手と密会する人もいます。あたりをキョロキョロ見回してみたり、定期的に後ろを振り返って確認したり。急に立ち止まって後ろを歩いていた人達をしばらく通過させてから、また前進を繰り返してみたり。

そこまでして浮気相手と密会しようとするのも滑稽[読:こっけい]に思いますが、そういう人もいます。そもそも、そんな行動「私やましいんです!」と言ってるようなもの。

プランターの中&ライトの影。★

そんな時は探偵だってリスク高め。なるべく姿をさらさないように慎重になります。そこで小型カメラや特殊カメラ(暗視や望遠など)も活躍。

あるいは同じ場面だけど、何パターンか(いくつかのアングル)で撮影して「より濃い証拠」にしたい時にも小型は活躍。

張り込み不可能な住宅街などでも、小型カメラのお陰で乗り切れる場面も多々ありました。

狙撃手の如く、気付かれずに仕留める。

写真のスナイパーライフルのように、その場に溶け込ませるのがポイント。街中なら街中で溶け込ませるので、先ほどまでの写真達が例となります。探偵である私達でさえ「こりゃ気付かないな。」と思えるクオリティを常に考え、仕掛けて学習を重ねる日々。

気付かれずに撮影して証拠を固めていくというこの作業を毎日繰り返して、その場に合わせた対応を素早く判断できるようになっていきました。

初級編なので簡易的なものばかりですが、なんとなく探偵の技を感じてもらえましたか?これ、悪用厳禁ですよ!

未だに幼稚なやつも。

2023年に小型カメラなどを含む盗撮に対応した法律も多数追加、改正されました。安易に近親者以外を撮影すると捕まりますのでご注意ください。

未だにシャツのポケットにスマホを入れて撮影してる人、電話してるふりして撮影してる人、etc。幼稚な盗撮も少なくないそう。

うちの奥さんも「それ、撮ってますよね?」という場面に何度か出くわしていますし、相変わらず女性はそういう被害が多い様子。

そんな男性を見かけて詰め寄った友人もいましたが「は?なに言ってるの?」と言いながらスマホ操作しつつ、足早に立ち去ったそう。いやぁ、その行動は黒ですやん。笑

なに見てんだテメェ…のお顔。 by.にこ会長

目が合ったり、すれ違ったり、最悪の場合は声をかけられるなんてことも探偵なら経験済みでしょう。バレたバレてないは別として、丸1日付きまとっていれば、目が合う等は致し方ありません。

だけどそんな時にあたふたしちゃあ探偵失格。なにか疑ってたわけでもなく、ただ目が合っただけだとしても「おや?」と思わせてしまうでしょうし。発言も不自然じゃないように気をつけます。

まさかの事態も含め、どんなシチュエーションでも切り抜けるスキルが重要な探偵。その上で法律的にも重要な証拠を集めていきます。ここは何を撮影したら良いのかという判断力も大切ですね。

それらをフル活用するための小型カメラ。どう扱うのかというところが肝になってくるのです。

盗撮が仕事ですっ!!

前回、盗撮が仕事という言い回しで笑いを取れるという話をしました。しかし「撮るところ」が全く違うので、設置する距離感も、設置する位置も、エッチな盗撮とはまるで違うでしょう。

そもそもエッチな盗撮は犯罪。パンチラ&谷間チラを撮りたいなら、家で奥さん相手に撮ってください。あるいはAVでも観て満足しましょう。

美女の顔を盗撮して集めるくらいなら「Face App」でおっさん(自分)を美女に変換して楽しんでください!笑

Face Appは年会費3,200円または月額550円で利用可能。永久購入は6,100円。

 

過去の記事「探偵のカメラ」はコチラ

探偵の標準装備はこんなカメラ。ドラマやイメージ画像のようなカメラは目立って仕方ないですからね。笑

過去の記事「探偵のカメラ 第2弾」はコチラ

多くの要望があって小型カメラにフォーカスした記事。

 

 

 

次回更新日:5月5日

 

 

 

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