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ソーヤーミニの使い方

◉本日の隠しアイビースタンプ4つ

マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!

浄水濾過ボトルの記事を読んでくれた方から「ソーヤーミニ」についての質問を受けたことが何回かありました。かなり小型で手のひらサイズということもあり、サバイバル教習でも愛用する人が多かった濾過装置です。

効果の怪しい濾過装置もたくさんある中、信頼のソーヤープロダクト。価格も4,000円前後で買える上、半永久の耐久を誇る濾過装置は他にはないかもしれません。

取り扱い説明書がないために「使い方、知ってる?」と何人かから聞かれることが時々あります。ということは、きっと他にも使い方がわからない人がいるのだろうと思い、今回はソーヤーミニの使い方にスポットしました。

購入時に付属するセット。★

説明書がないから購入時のセット(付属品一式)がなんなのかわからない。そんな苦情がいくつか届きましたが…いやいやうち「探偵」です。笑

ブログで紹介したことあるだけだし、なんでも知ってるわけじゃないし、うちにクレーム入れられても知らないよ!と思いつつ、質問に答えてました。たしかに使い方わかりにくいかもしれません。

安いわりに優秀な濾過装置なんですよ!

付属の袋やペットボトルを利用。★

付属の袋は「濾過したい水」を一時的に入れるためのもの。川の水などを袋に入れてから、ソーヤーミニ本体に接続。袋を絞るようにギューーーっと圧迫すると、ソーヤーミニ本体から濾過された飲み水が出てきます。

なにより便利なのは、ペットボトルの口と径が同じなので、袋がない時などペットボトルも使えること。ペットボトルに汚水を入れて、ギューと圧縮すれば飲み物の出来上がり!

極端な話、そこらへんでペットボトルは拾えるし「ソーヤーミニ本体」だけあれば、濾過装置が機能します。

邪魔にならないサイズだから、なにかあっても困らないように常にバッグに入れておけば、生存率は格段にアップ!急な大災害で帰宅できなくなっても、孤立してしまっても、どうにか生き残れる気がしてきませんか?

ちなみに袋はぺったんこで水を入れにくいので、使う時は風船を膨らませるみたいに息を吹き込んでください。その一手間だけで水を入れやすくなります。

ポンプで逆噴射して洗浄。★

ソーヤーミニ特有の機能は「フィルターを洗浄できる」という点。他のろ過装置は、フィルターを交換しつつボトル本体を使い回します。

しかしソーヤーミニは無交換式。付属の注射器(ポンプ)を使ってフィルターの洗浄を行えるというが最大の特徴です。洗浄により半永久的に使えるというわけですね。

まず、濾過したきれいな水を器や袋に用意します。それを注射器で吸ってスタンバイ。ソーヤーミニの「濾過された水が出るほう」に注射器をプスっとさして、きれいな水をチューっと送り出してください。

するとペットボトルなどを装着する側から、汚れた水がドバドバ!シンプルに逆噴射でフィルターを洗浄するという仕組み。

1日1リットルの濾過でも100年以上も使えるという驚異的な耐久性は、シンプルな構造ならではなんですね。実際には本体の結合部など、どこか壊れたりしそうなものですが。笑

濾過はどこまでできる?

浄水能力が高いものは限られるので、大半は信用していいのか解らないものばかり。濾過できる範囲(細菌はOKだけど、ウイルスは無理など)が狭かったり、濾過はできるけど寿命が短かったり。そういった微妙なものはたくさんあります。

インフラが整っている環境ではそれでも充分ですが、いざという時は不安ですよね(^^;)なので今回は、能力の高いライフセーバーボトルやセイシェル、ソーヤーシリーズに絞った話をします。

基本的にこれらは細菌やウイルスなどもフィルターによりブロックできますから、どんな水も濾過、浄水できる性能。少なくとも人類が把握している最小のウイルスさえブロックできるのです(^^)

※詳しくは過去記事参照

甘みや香りは大半が通過してしまう。★

ジュースを濾過してみると「薄くなるけど甘みも残る」ことがわかりました。コーラはほとんど色が変わってませんでしたし、味が薄くなっただけの印象。甘みと香りは多少通過してしまうようですね。

つまり「ニオイ」については、濾過後も残ることは致し方ないようです。ドブの水なんか濾過したとしても、飲むのは辛いでしょうね(^^;) といっても、そういう水をわざわざ選択しないと思いますから、問題ではないでしょう。

サバイバル教習での2週間山籠りの際、ソーヤーミニは人気でしたが、ドロ臭いという話はよく聞きました。ちなみに川の水なら全然美味しくなりましたよ!

デメリットは”保管に向かない”こと。

いくら細菌もウイルスも通過させないと言っても、フィルターを取り外せなければ、乾燥させることができません。どんなものも濡れたまま放置すれば雑菌は繁殖しますから、飲み口側の内部など不安箇所があります。

つまり「洗浄して保管」は、分解できないソーヤーミニには不向き。毎日使うのなら問題ないでしょうから、どちらかといったらサバイバル生活向きで、災害対策などに向いてるのかもしれません。

200ppm以上の高濃度な次亜塩素酸水などを逆噴射で数回通せば、再利用できるかもしれませんが。それなら買い直しますよね。笑

その点、ライフセーバーボトルやセイシェルに関しては、フィルターを取り外して乾燥させられるので安心。使ったとしても、洗浄して乾燥、再び保管できるのは強みです。

そんなわけで、今回は以前の実験を思い出しながら書きました。実験の様子がないのは、使いたくなかったからなんです(^^;)ご了承ください。

my EDCパック

緊急用EDCに最適。

以上のテスト結果をふまえて、私の場合は常に携帯してる緊急用EDCパックにはソーヤーミニ。自宅の防災用品には最強のライフセーバーボトル。キャンプなどの普段使い用にはコスパ良しのセイシェルとわけています。

出先で被災したとしても、なんとかなるよう携帯するなら手のひらサイズのソーヤーミニはオススメ。バッグに入れてたって、車に積んでたって、邪魔にはなりません。

大淵笹場の富士山

一部の災害は救援物資が期待できない。

ネットでは「被災しても2〜3日耐えれば支援があるから大丈夫」なんて声も目立ちます。それは最近の災害ではそうだったというだけの話。

今生きてる人は未経験の富士山噴火や、想定外の被害が懸念される次期南海トラフなど、救援物資が期待できない話も少なくありません。

自然災害を甘くみて、備えを怠ったことで危機が迫ろうと、それはあくまで自己責任。気にしない人はそれで良いのかもしれません(^^)備えておきたい人にはオススメできるソーヤーミニのご紹介でした。

※いずれの濾過装置も海水は対応外です。

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次回更新日:8月11日

 

 

 

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