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白いきくらげの栽培

◉本日の隠しアイビースタンプ10こ

マークの写真内に「アイビー探偵」の文字が隠されています。探してみよう!

植物だけならず、きのこ栽培にも興味津々でした。しかし、プロ以外が栽培したら、毒キノコ的な食べてはいけないキノコが出てきそう。きのこは植物ではなく、菌糸から成るものですから、尚更不安です。

そこで、実際に育てている人達に聞いたり、情報を調べてみましたが「目的のきのこ以外は生えない」のだと知りました。取り越し苦労ですね(^^;)

売られている原木や菌床には、目的のキノコの菌糸が打ち込まれていますから、他のきのこは生えないのだそうです。※自然界では全く話が違います。ご注意ください。

栽培キット。★

本当は原木しいたけを始めるつもりで探すこと2年目。原木の購入を逃してしまい、しいたけ好きの次男は「え〜〜〜」と、あからさまに落ち込んでました。

そんな時、たまたま出会ったのが「キクラゲ」の栽培キット。原木栽培ではなく菌床栽培というやつですね。しいたけじゃないけどきのこ栽培だし、次男の機嫌も直るかな?笑

黒キクラゲか白キクラゲを選べましたが、奥さんの「あまり買えないほう!」という要望で、白を選択。

森産業株式会社さんから販売されていて、キクラゲ以外にも様々なきのこ栽培キットがある模様。ワクワクしながら、いざ開封!

黒キクラゲ栽培キット980円。白キクラゲ栽培キット1,280円。カインズ行田店にて購入。

内容物は3つ。★

箱の中身は、培養ブロック、栽培袋、そして手引き書。シンプルですね!ということは栽培もシンプルで楽なのかな?と手引きを読んでみますが

初心者にはいまいち判らないことだらけ。栽培容器という単語が出てきたけどナニソレ状態だし、日当たりに関しては一言も書いてません。

水やりはたっぷりなのか、ある程度で良いのか。何日くらいで収穫できるのか。どうなったら収穫終了時期なのか収穫後のブロックはどうしたら良いのか。

きのこだから日当たりは日陰なんでしょうし、湿度は必要なんだろうけど、一応記述は欲しいですね(^^;) わからないことだらけです!笑

ブロックに切り込みを入れる。

情報不足でしたが、とりあえず始めてみる他ありません。手引き書通り、ブロックに切り込みを入れます。4〜5ヶ所とあったので5本の縦筋を入れておきました。

ちなみに管理場所は植物以上に不衛生ではない場所を選びましょう。菌糸から成る生き物ですから、他の菌が入らないように気をつける必要があるのです。

といっても元々屋外で育っているものですから、あまり神経質になりすぎも良くありません。まぁ汚くないところを意識していれば大丈夫です。

水やりは適当。笑

わからないので水やりは適当に、ブロックが軽くならない程度で1日2回。朝と夜に切れ込みを入れた部分にシャワー。

バイトで栽培経験をしたというGさんに色々聞いてみましたが、白キクラゲもやっぱり湿気大好き。家庭での栽培なら浴室などがベストらしいです。

湿度を保つために、空気穴のついた栽培袋にブロックを入れておきましょう。生き物なので、窒息死しちゃいますから、空気穴は必須ですよ。

日当たりは不用。

経験者Gさん曰く、白キクラゲの場合は真っ暗な部屋で栽培していたそうです。栽培農家さんのやり方なので、間違いなさそう。

そういえば白アスパラガスなど、白い植物も「光を遮る」ことでホワイトカラーになりますね。

長ネギも同じで、埋まってる部分が白いわけで、露出して日光を浴びる部分は緑。そんな緑の部分をビニールなどで遮光すると、やっぱり白くなります。

引きこもりの同級生も真っ白だったし、人間も同じ気がするなぁ。笑

実験したらできちゃったホワイトアイビー。★

不思議なもので、植物も動物も、なんでも「白は弱い」とされているカラー。

植物界で有名なのは斑入りと呼ばれるホワイト混じりの美しい葉っぱは軟弱ということ。同品種のグリーン単色に比べると、寿命も短くて、病気にもかかりやすく、すぐ葉焼けしてしまいます。

相反して、野菜では「白はやわらかい」し「きれい」だから好まれ、存在価値が高い存在。もちろん栽培は手間暇かかりますが。

元獣医看護師の妻も「白い毛の動物は弱い」と教えてくれました。植物と同じく、寿命も病気耐性も、濃い色味の種族より弱いんだそう。

確認したら、白キクラゲもやはり黒キクラゲよりは弱いらしいです。繊細なのはホワイトカラー全般に言えるんですね。

始めてから約1週間。★

適当な水やりで脱衣所に置いておくこと1週間くらいで何かモコモコし始めました。

脱衣所は昼間でも薄暗いようなところ。お風呂場に面してるので湿度も高くなりがちです。

なんせ湿度のせい?で自家発電のパワーコンディショナーが7年で故障したほどですから(^^;) マジかよTOSHIBA!パワコン交換に30万も払ってられないよ!と冷や冷やしたら、不可抗力ということで無償交換してくれました。オール電化も考え物ですね。

そんなパワコンの真下でスクスク育っている様子の白キクラゲ。なんかエヴァンゲリオンのワンシーンを思い出すモコモコ具合。

栽培から約2週間。★

はっきりと白キクラゲっぽくなってきました。ここまできたら美味しそうにも見えてきます(^^)

収穫タイミングは好みにもよるそうですが、大きくしすぎると味や食感が落ちるんだとか。なので市販品と同じくらいのサイズで採るのが理想でしょう。

キクラゲは特に、大きければ大きいほど酸欠を起こしやすいそうです。ちゃんと呼吸できる環境にしてあげてください。

酸欠や水不足では先が尖ったような形になったり、傘が開かず丸まったまま大きくなるんだとか。

変形した個体は修正不可なので、そのまま育てるか、切り落とすかの二択。きれいに育てるためには、次のキクラゲが出てきた時に気をつけるしかありません。

3週間目。★

ぴったり3週間目には大人の耳くらいのサイズになり、収穫適期となりました。結構な存在感を放ってるので、観察してれば収穫を忘れるなんてことはないでしょう(^^)

一部茶色っぽくなってることもありますが、多少は当たり前のことらしいです。ちょっと不安になったけど、普通に食べられるとのこと。実際、問題ありませんでした。

白キクラゲなのに真っ茶色なんですけど!?みたいな範囲だとわかりませんが。笑

手で収穫。★

収穫は手で行います。根本からポキっとえぐり取るような感覚。他の菌が入り込むと良くないので、よく手洗いしてから収穫です。使い捨てのポリ手袋とか使えば間違いないですね!

見た目も耳みたいだけど、感触も耳みたい。大雑把にもぎ取ると形も崩れちゃいそうな柔らかさ。

ちなみに農家さんでも、初心者はスプーンなどを使って収穫し、慣れた人は手で収穫してたらしいです。

器用だから平気だと思うと言われたので、手で収穫してみたけど問題ありませんでした。根本さえ掴めれば大丈夫そうですね。

収穫後はこんな感じ。

根元にきのこの一部を残してしまうと、それが腐敗してしまうらしいので、要注意。もし根本残っちゃったみたいな時は、スプーンなどでこそぎ落としてください。

一部分だけ腐ったから切り取って解決!となれば良いけど、培養ブロックそのものがダメになっちゃう可能性もあります。だから収穫後の後始末は、横着せずにきっちりと!

ハエなどは避けられない。★

やってみて気付きましたが、時々きのこバエみたいな虫が飛んでます。え、これ大丈夫なん?とか不安になりました(^^;) だって野菜栽培では虫が集まってたら腐ってるイメージだから

きのこ栽培をする以上、切っても切れない関係らしいです。要するに「いて当たり前」だし「問題ない」のだそう。だってキノコは、虫を寄せ付けるのが仕事だから!笑

健康被害はないから大丈夫ということですが、大きくするほど、虫は寄って来やすいそうです。

ある程度のサイズで収穫しておけば、気になることはなさそうですね(^^;) 小さいうちは虫はあまり見かけませんし、栽培中は2〜3回見かけただけでした。

気になる人は、ハエホイホイとかコバエ取り的なトラップも仕掛けておけばOK

外栽培も可能。★

どうしても試してみたくて、途中から屋外栽培に切り替えてみました。

遮光も保湿も必須だから、シャト◯ーゼのホールケーキの入ってた発泡スチロールを活用。100均で適当にシートを買ってきて、適当に覆います。最初は、日当たりの悪い北側を活用して、毎日適当に水やり。

予想はしてましたが、外管理の場合、乾燥しやすいデメリットが(^^;)風でシートが乱れがちですし、頻繁に水やりする必要が出てくるので、面倒が増えました。

途中から物置の中に移動したら、乾燥しにくくシートも乱れないから、上手く育つようになりましたよ(^^) 閉め切っちゃえば暗いし湿度も保てるから、ベストな場所です。

物置だと取り出して水やりするひと手間があるので、最終的には手をかけやすいビニールハウスに置きました。遮光と保湿さえ気をつければ、基本的にどこでも大丈夫みたいですね!

天日干しすれば保存も可能。

乾燥キクラゲはよく売られているけど、生で売られている所は限られます。私も乾燥以外は食べたことありませんでしたし。

栽培して、改めて「日持ちしない食べ物」であることを再確認。野菜や他のきのこと同じです。

そんな問題は、天日干しで解決。乾燥させちゃえばしばらく保存できるので便利。

乾燥キクラゲは水で戻して、火を通したら普通のと同じように食べられますよ。保存状態にもよるけど、自家製なので期限は1ヶ月くらいを目処にしたほうが良いそうです。

乾燥しいたけや他の乾物と同じく、天日干しによって栄養価も高くなるのだから、デメリットはありません。

保存工程前にボイル。

食品として問題になるわけではないけど、変色しやすい白キクラゲ。天日干しの場合でも、冷凍の場合でも、保存する前にボイルすれば、変色を防げるそうです。

どれくらい茹でれば良いのかはGさんも解らなかったので、湯通し程度(1分くらい)で試しました。

これでまた1つ保存食を作れるようになったぜぃ٩( )و  なにかあっても自給自足で生きていける可能性が高まった気がする〜。笑

サバイバル教習に参加した際、教官が「自分で何かを作れない人は生きる能力が無い人」と言ってたのを思い出しました。DIYはもちろんのこと、家庭菜園などもその1つだと言います。ちなみにキャンプできない人は要注意らしいですよ(^^;)

収穫後、500円玉との比較。★

スーパーフードだなんだと話題にされる目新しい食品は多いけど、そんなもん身近にたくさんあります。

白キクラゲも黒キクラゲも、そもそもスーパーに並んでるキノコも、漢方として使われるくらいの健康食品。

ちなみに「白キクラゲ」と「白いキクラゲ」は全く別物。細かい話は省きますが、今回紹介したのも多分「白いキクラゲ/白色アラゲキクラゲ」です。まぁ、どっちでも良いんですけど。笑

健康オタクならではの本。笑

この本には黒キクラゲか、本物の白キクラゲしか記載されていませんでした。と言うわけで他の本も読み漁り、白いキクラゲの薬膳効果を調べてきました。

備忘録としてもブログに記載しておきたいので、当然ながら適当な情報じゃありませんよ。

基本的には黒キクラゲと効果効能は同じようですね。体を潤して、胃腸機能や増血機能を高めるため、抗がん作用や老化防止作用があるとか(^^) 免疫も高めてくれるし、常食が好ましいらしいです。

美肌効果が高く、生理痛や貧血、更年期障害の緩和など、女性のほうが嬉しい食材であることもわかりました。

健康食の代表格。

きのこ類は全部がん予防に強いんですね。アンケート医師が食べる食材トップ10″には毎年必ずキノコ入ってますもんね(^^) きのことアーモンドと納豆はランク外になったこと無いんじゃないかな?

ちなみにニンジンとシソも抗がんで有名です。シソなんて抗がん薬の原料として研究されてるくらいですし、無農薬人参を探し回る患者さんも多いと聞きました。

無農薬にんじん探すくらいなら作っちゃえば良いのに。発芽率低いけど、やってみたら結構簡単なのに(^^;)

気になること聞きまくりました。

うんざりされるくらいGさんに白いキクラゲについて質問しまくりました。取材料としてある物の修理を頼まれてしまいましたが、その代わり得るものは多かったですよ(^^)

変わらないなら黒キクラゲにしときゃ良かったあらかじめGさんに聞くべきだったと反省。次は黒キクラゲにチャレンジします。笑

無味なので、炒め物でも麺類でもなんでも使えて便利なキクラゲでした。あのコリコリとした食感が好きなら、是非育ててみてください(^^) 玉ねぎクラスに便利な食材です。

 

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次回更新日:9月8日

 

 

 

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