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△ キャンプ △
アウトドア用品の紹介でもあるsurvival(サバイバル)シリーズは過去にいくつか紹介してきたものの、実際のキャンプ風景などは紹介したことないということに気付き、今回はある日のキャンプを記事にすることにしました。
昨年2019年の年末に放送終了となったテレビ東京の「ひとりキャンプで食って寝る」という、まったりのんびりなキャンプするだけのドラマにハマっていました。
しかし私以上にハマってたのはキャンプ大好きの長男。録画された1話を次の放送が録画されるまでの1週間、毎日のように観ていたのでよっぽど好きだったのでしょう。
そのドラマが12話で終了して次のドラマでも「ゆるキャン」というキャンプに関するドラマが放送され、大人はほどほどなのに対して子ども達は「ひとりキャンプで食って寝る」の時以上にどハマり。
放送が終了してから半年近く経っているのに、未だに子ども達はよく観ている様子なのでHDDから削除したくてもできません。笑
そして真冬なのにも関わらず「キャンプに行きたい!」と騒ぐ子ども達を落ち着かせるために庭でデイキャンプを体験させていた1〜6月の半年間。
※キャンプは泊まりがけに対し、デイキャンプは日帰りキャンプを指します。
私自身は子どもの頃、小学生〜高校生まで毎週末キャンプしながらトライアルバイクのトレーニングをさせられていたので、キャンプについては慣れっこ。憧れも何もありません。
高校生以降は友人達と行ったりはしていましたが、結婚してからは一度も行かず。もちろん子ども達は行ったことがなかったので、未体験なのに“キャンプ大好きな長男“のためにもそのうち連れて行ってあげようとは思っていました。
しかし子ども2人を連れてのキャンプ…もう少し大きくなってからかな…と他の場所にばかり連れて行っていたのです。
そろそろ連れて行ってあげないと可愛そうかな…と考えていた矢先、緊急事態宣言で自粛モード。
もちろん解除されたからといって警戒を解いて良いわけではないのに、解除と同時にほとんどの人達はわさわさと動き始めてしまい、案の定の感染拡大を引き起こしています。
その中でなるべくひっそりと自粛を心がけてた寺島家。感染したら会社はストップ確定、噂が広がって嫌な空気が漂いかねないし、風潮被害による第二第三のダメージも考えられるから、人生最悪の年を避けるためにもなにがなんでも防御していました。
だからこそ遊びに連れて行くのにも慎重になり、庭で遊ばせるだけの日々。子ども達も文句も言わずに自粛生活を送ってくれていたものの、どこかで溜まっていたものはあるはず。
そして何かしてあげられないかと考えていて、ふと思いつきました。
キャンプならソーシャルディスタンスなる距離感も確保できるし、第三者との接触もない!今やん!
いざネットで探してみれば「除菌徹底」まで行うキャンプ場があります。しかも頻繁に通っていた“いつもの道“沿いに。
前々前回(8月5日更新)の記事「宝登山神社」に行く時に通る道沿いにあり、いつも横目で「キャンプ場かぁ〜」と見ていた場所。
ドライブスルー受付けから始まり、キャンプサイト(決められたマイスペースのこと)もできるだけ感覚をあけるように設定してくれていて、トイレや水場などサイトから移動する場合には“絶対マスク着用“や、トイレに入る時&出る時はアルコール除菌スプレーの義務化など、多くの安心できる要素がありました。
除菌スプレーに関しては、触れなくても手をかざせばスプレーされる“センサー式“で、アルコール臭ぷんぷんの完璧なもの。
この時期でも安心して利用できる「長瀞オートキャンプ場」。ここが子ども達にとって初めてのキャンプ場となりました。
到着早々に直射日光かんかん照り。私以外全員キャンプ初心者の家族がうろうろする中、孤独にタープを張ります。手伝おうとしてくれるものの、要領がわからないからこその邪魔者。気持ちはありがたいけど、むしろ何もしないで!というアレです。笑
干からびそうなほどの暑さじゃなければ1つ1つ教えながら…と考えていたのですが、1秒でも早く日陰を作らないと死ぬ!!というくらいだったので、パパのキャンプ教習はとてもじゃないけど無理でした。笑
タープ設置後は、子ども達の憧れ“テント“を設置してあげましたが、炎天下ではもちろんサウナ。笑
そんなところにいたら死ぬよ!というくらい灼熱のテント内にも関わらず、子ども達は喜んで入って行って遊びます。汗だくで。笑
大人の就寝用に車内にベッドも設置して、飲み物や軽食のためのお湯を沸かしながらようやくホッと一息。
少し休憩したら、特に何もしてなかったはずの妻は「暑い〜」とバテてタープの下でゴロゴロ。笑
昨年末(真冬)にデイキャンプに行った時は「寒い〜」と言っていたのを思い出して、つい「文句しか言わねぇなー」と突っ込んでしまったところ「飲み物買ってきて!」とテヘペロな表情でまさかのカウンター。
えぇ!?苦情言ったのにパシられるの!?とマップを確認したら、それを覗き込んできた子ども達に「わくわく広場」を発見されてしまいます。
当然「行きたい!」となり、動く気ゼロの妻を放置して子ども達とわくわく広場へ。
受付は坂道にあって車道という見方では一本道なのですが、徒歩の場合だと受付の裏側やその周辺にも細かな道があります。
受付の裏側にあるトイレで用を済ませてから、車道を横断、トレーノと呼ばれる電車をモチーフにした宿泊施設の並ぶエリアに入って行って、そのまま進むとありました「わくわく広場」。
ちょっとした遊具があるだけなのですが、小学校低学年くらいまでなら楽しんでくれるでしょう。
しばらく遊んだら、戻りながらシャワー施設や水場、売店や自動販売機、ゴミ捨て場などを確認しながら戻りましたが、自分のサイトに戻るや否や「川行きたい!」と始まり、あぁ…そうなりますよねー…と、グニャグニャに伸びてる妻を放置したまま今度は河原へ。
川に到着する直前は、人とすれ違うのが厳しそうなくらい狭い道。片側は低めのちょっとした崖(1メートル下が沢)で、反対側はロープ越しに他の人達の利用するサイト。
10〜15メートルくらい進むと少し下りになって、大きな川にバッタリ出会います。その川に通じてる沢のほうで遊ぶのが賢明ですが、残念ながら先客がいたのでソーシャルディスタンス的な意味合いで近付けず、大きな川の方で冷や冷やしながら見守りつつ…という感じでした。
秩父の名物でもあるライン下り(小舟で川を下る)で船が下ってくるだけあり、それなりに流れも激しめで深さもあります。
子ども達から目を離すのは怖いレベルなので可能なら沢のほうで遊ばせることをおすすめしますが、距離感が大事と言われる今は先客がいたら諦めざるを得ません。
先客が空気を読んで交代してくれるか、奥に進んで手前のスペースを空けてくれるなどの配慮をしてくれれば、何組かは遊べるくらいの奥行きのある沢です(^^;)
※この時の家族連れは空気読めずに独占していて、他の方々も渋々引き返してました。
川遊びからサイトに戻ったら一休みして、妻と夕飯作りを開始します。
飯盒(はんごう)とダッチオーブンは過去のサバイバルシリーズでも登場したアイテムですね。調理器具のガスコンロ達は次のサバイバルシリーズでご紹介しますので、お楽しみに。
今回のダッチオーブンの中身は“味噌煮込み鍋“。暑い中で熱々の鍋を食べようという若者離れした発想です。笑
暑いからって冷たいものばかり食べてると腸が動かなくなって大変なことになるそうなので気をつけてくださいね。
飯盒を使ったご飯の炊き方はこちら→「survival ②」
飯盒の記事内ではスクショできるように下の方にまとめた文章もありますので、チャレンジしてみたい方は活用してください。
炊飯器とは違う美味しさでやみつきになると思いますよ。
暑い中で熱々の鍋、しかも野菜鍋…子ども達は箸が進まない。かと思いきや、野菜嫌いの長男は味噌煮込みのスープを使って雑炊風にして2杯。
野菜好きの次男は野菜もご飯もそれぞれ3杯、心配になるくらい食べてくれました。笑
お腹が丸く出てきてるけど大丈夫ですか?って心配したくらい無我夢中で食べていた次男は、結果的に私より食べてます。笑
よっぽど美味しかったのか、お腹がすいてたのか。キャンプならではの雰囲気が食欲を増させたというのもありえそうですね。
その後、パタリと倒れるようにテントで仮眠していた妻を放置して、子ども達と水場まで行ってダッチオーブンや飯盒などの洗い物。
小3の長男も年長になった次男も一生懸命手伝ってくれたので、私はほとんど何もしてません。
見守りつつ指示していただけで、調理器具は全て洗って片付けてくれました。
※ 身の危険を感じるのでそろそろ補足しておきますが、妻は前日、仕事から帰宅して家事の後、遅くまでキャンプ道具の準備を手伝ってくれた上で朝から活動開始!楽しみつつ実は疲労困憊です。笑
楽しくて仕方ない子ども達はずっとはしゃぎ回ってますが、キャンプ場にもそれぞれルールがあります。
長瀞オートキャンプ場の場合、花火などは21時まで。22時には消灯。そういうルールがあったので20時くらいには子ども達の楽しみにしていた花火を始めました。
火種はサバイバルシリーズでも紹介したアルコールストーブ。ゆらゆらと揺れる青い炎が癒されるし、真っ暗な中ではとても映えるのでこれにしました。
アルコールストーブの紹介はこちら→「survival ①」
花火を堪能した子ども達に早々と歯磨きさせてテントに放り込みます。きちんと21時には就寝!…なんてしっかりした親風な理由ではなく、うるさいから。笑
親は親でゆっくりまったり静かな時間を過ごしたいんです。さっさと寝てもらって、川のせせらぎを聞きながら落ち着く大人のキャンプを…というのが狙いでしたが、もちろん興奮している子ども達はテントの中でガサゴソ、くすくす。
予想していたし、これも楽しい時間。仕方ないですね。笑
ある程度わきまえて騒がなかったので、放置してたらいつのまにか寝てました。
大人は大人でゆっくりまったりお茶を飲んだりコーヒー飲んだりして、静かな夜を過ごして車内で眠りにつきます。
ハッチバックを開けたまま寝られるように停めたので、バックドアは半閉じ状態にしつつ川の音と風を感じながら寝ました。
マイナスイオン全快の中で寝ているせいか、これが予想以上にリラックス効果が高くて、起きてから妻も「すごい気持ちよく寝れた!」と感動していたほど。
各サイトはそれぞれ振り分けられているので他人が入ってくる心配はありません。
さらに寺島家が選んだサイトは川沿いの美しい風景が広がっている「ビューサイト」と呼ばれるところ。
風景もバッチリで、川に車のおしりが向くように停めたため、ハッチバックを開けていても誰からも見られる心配はありません。
川をはさんだ対岸は急な斜面の森。普通は人が出入りする場所ではないので安心ですよ!
対岸にギリースーツを着た狙撃手でも隠れていたら話は別ですが。笑
気になる場合はリアゲートタープやバックドアテントの類で目隠しすれば問題解決。
簡単なタープやメッシュの布を垂れ下げるだけでも外からは見えませんので、外の空気を取り込みながら車内で寝たい場合にはおすすめ。
翌朝、楽しくてなのか早起きした子ども達に食事させて猛暑の中で早めに片付けを開始。
長瀞オートキャンプ場のチェックアウトは11:00迄なのでそれまでにはサイトをでなければいけません。
帰宅して昼食、荷物を降ろして洗うものは洗って後片付けをしていれば、あっという間に夕方です。子ども達の風呂や宿題、夕飯…と気付けば夜になって仮死状態。笑
大人は翌日も仕事なんだから大変です。
子ども達が行きたがっていたキャンプの実現。自粛期間で溜まったストレスの発散。自然の中でマイナスイオン全快に浴びて、疲れたはずなのに心はスッキリ。リフレッシュ効果でしょうか?
心がスッキリ晴れ晴れしいと疲れも不思議と無くなる(感じてないだけ?)ものですね。
子ども達がいるぶん大変だからある程度大きくなったら…と後回しにしていたものの、その子ども達が手伝ってくれるから大変さも軽減。
子どもの楽しそうにしてる姿や大自然での癒しも合わさって、精神的な回復(リフレッシュ)。重い腰を上げて行ってみたらむしろプラスだった2020年のキャンプでした。
だがしかし「また行きたい!」と何度もせがまれてる最近、結局また腰が重いです。笑
長瀞オートキャンプ場のホームページ
《survival series》
【ひとりキャンプで食って寝る】https://www.tv-tokyo.co.jp/hitoricamp/
続編をひそかに待ってます。個人的には超おすすめ!
【ゆるキャン△】https://www.tv-tokyo.co.jp/yurucamp/
どちらかというと子どもウケする女子高生のアウトドア部の話。面白いです。
次回更新日:8月28日
【総合探偵社 ピースキーパー】
【アイビー探偵】
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